勘でレトロゲームレビュー(第12回)「ロードランナー」
子育て奮闘中の主婦チアシードママと申します。
ファミコンのパッケージ写真を見て勘でゲームのレビューを投稿させていただきます。
お付き合いのほどよろしくお願いします
今回紹介させていただくタイトルはこちら「ロードランナー」です!!
またもやご要望いただきまして大変助かっております。
それでは早速レビューしていきましょう^^
まさにロボコップ!といわんばかりの歯ぎしりした男性が光線銃を片手に、下半身の装備はあまり充実していないロボット(笑)を相手に大立ち回りを披露するゲームとなっております。
(実際のロボコップはそこまで歯ぎしりしていませんのでご注意を。)
主人公のロードランナーくんは一見、人に見えますが指は4本しかありません。
これが何を示しているのかというと、彼もまたロボットであるということです!
ですので、小さなお子さんから
「ロードランナー買って!買って!」
と駄々をこねられたお母さんでも、
「人間対ロボットは少し野蛮だけれども、ロボット同士の対決なら教育上問題ないかしらね。買っちゃお。」
と、思えてくるわけです。見事な販売戦略です。
そんな販売戦略に長けているロードランナーではありますが、正直今まで私がレビューしてきた他の作品と比べて、
「パッケージが単純明快だからレビューすぐ終わっちゃうんじゃないの?」
と言いたい人が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。私もその一人でした笑
しかし、それはとても甘い考えだったと気付かされたのです。
「ロード?ランナー?」
THE虎舞竜?爆風スランプ?
昭和の大ヒット曲の曲名となんの関係があるの?これだけでは証拠が少なすぎるわねと考えながら、もう一度パッケージを見た時、体に電流が流れました!(物理的な意味ではないです笑)
「ZANG」
パッケージ中央に書かれたこの文字、子供にはまず意味がわかりません。
大人には誰でもわかります。
そう、ZANGとはオランダ語で「歌、歌唱」という意味!
このゲームの真意は、
「とりあえず考えすぎずに歌ってみればいいじゃん、ロードとかランナーとかさ。」
でした。
「なんでもないようなことが幸せだったと思う〜」
総評 S+
ロードランナーを買ってもらい、ロードをハミングしながら、お母さんと手をつないで歩いた夕暮れの帰路を思い出す、そんな素晴らしいゲームでした。
P.S.
子供がランナーを歌いながら走り出したら、食料品を抱えたお母さんはたまったもんじゃありません。
ゲーム内容の答え合わせと、レビューしてほしいゲームも募集しておりますので、ぜひコメントでお知らせください。
ご覧いただきありがとうございました。
それでは、第13回のレビューをお楽しみに!!